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::存在の耐えがたきサルサ
毎週月曜日に図書室で各自調べものをして論文を書く授業があって、わたしは村上龍の見る現代ってテーマにして、これまで数冊の小説とエッセイやインタビューから彼の視点や意見を読み解いて一応結論も出して、あとは文章をどう組み立てていくかってとこなんだけど、だいたい文献を読んでたのは電車の中か寝る前で、じゃあ授業中は何してたかっていうと、死刑制度についての論文を書いてる友達とお互い研究途中に出てきた発見とか疑問をぶつけあってたら話題がつきなくて気づいたら授業が終わってるって状態を繰り返してたわけです。

わたしの幼く単純で理想論になりがちな意見を叩き壊すかのように、現実社会と人間の本性を突き浴びせられて毎回たじたじになるのにけっこう楽しかったりします。
みんな現実をシビアに捉えすぎでビックリしてしまったけど、わたしがお気楽なだけなんやろか…。夢に生きたり無茶したりしてもなんとかなるわーと思って生きてきたことを本気で心配されたりしてます。

たしかに昨日BSでやってたアフリカの大自然特集でヌー(知ってるつもりでいたけど、わたしが理解してたよりずっとたくましかった)とチーターとガゼルの生活を見て、やっぱり自然界は弱肉強食なのねとしみじみ感じて、弱者救済を謳いすぎてる社会に疑問を抱いたりもしたけど。
 
 
万人にとっての正解が出ない問題を自分で考え続けることで今の生活を充実させてます。体育のバドミントンで得られるくらいの充実感。
”人間”について考えつづけることはかなり大事なことの気がしていて、だから各方面に興味を持っていろいろやってる村上龍が改めて尊敬すべき人に思えています。

ちなみにいまわたしが一番気になるのが天皇さんと宗教。全く未知なものなんやけど、強大なエネルギーを生み出しやすいモノってイメージに惹かれてます。
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::不安定なときこそ
20080519002013
字が書きたくなる。

久々に開いた日記には何年か前の、複雑で一方的でそれでもいきいきとした人間関係がいくつかの会話文と共に綴られていて、その頃の感情に流されつつ半年ぶりに今の自分をだらだら語ってみたら、ぼんやりした自分が見えた。

何回も書いてきたのにまだへたくそなあの人の似顔絵を懲りずにまた隅に書いた。

自分の手より思いが先行してしまって、だんだんと話と字が自分のものではなくなっていくような感覚を味わう。どうして自分のことだけはなかなか思い出せないんだろう。

もうちょっと書く練習をしなきゃなあ。
 
 
そういや、今回のヨロッパ通信に男の俳句が載った。
前号の感想を書いたいつもの締まりのない文章を諏訪さんとかが読んでくれたことを痛烈に実感してしまって恥ずかしくなった。何であのときあんなこと書いたんやろう…。
今号にはまともな感想にカッコイイ俳句を添えて送りたいので、ほんとに言葉を出す練習しようかな。
 
 
自分がちょっとした文章も書けないもんだから、小説なんかが書けてしまう人は尊敬してしまう。

今は小川糸さんが気になってます。
小川さんがいまastaで連載されてる「蝶々喃々」という小説を読んで初めて、本の登場人物のようになりたい、こんな生活したいって思った。
それから、『食堂かたつむり』って小説も最近いろんな人に薦められるし。

このところは村上龍を読み直していてあの恐怖と興奮と期待でゾクゾクする世界にまた衝撃を受けてるので、やさしい小説が読みたいです、久しぶりに。
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::ベランダで読書するのによい季節です
3日に1回ペースでshin-biに通っています。

置いてある本が素晴らしすぎる。大きな本屋さんにも置いている本もあるだろうけど、あの広すぎないスペースで選び抜かれた「良い本」が置いてあるのが嬉しい。
魅力を放つ本たちが多すぎて、どこから手をつけていいかわからない。貧乏学生にはなかなか買う決意はできないけど、これが全部家の本棚だったらいいのにと思う。


最近見たのは、これ。
Ex-formation皺Ex-formation皺
(2007/10)
原研哉ゼミ

商品詳細を見る

「皺=良くないもの」の概念は大間違い!
皺といえば「年齢を重ねると顔に現れる女性の美の大敵」というイメージが真っ先に浮かぶけど、それだけじゃない。

皺についてのさまざまな考察と研究結果を本にまとめたものです。

一番興味深かったのは、紙の皺についての考察。
手紙を送ったときに扱われ方によってついていく"送り皺"をさまざまなルートで見てみるというもの。国によって扱い方はいろいろ。どの写真からも人の手を渡った様子が感じられます。
皺から外国の雰囲気がわかるなんて、ほんとモノは見様ですね。



それから、これ。
和な文房具和な文房具
(2006/12/09)
不明

商品詳細を見る

カラーの写真を見てるだけでわくわく。
可愛い和風文房具ばかり。載ってる商品が買えるお店一覧表もうれしいです。
京都にもいっぱいあるから行ってみたい。



それから、近くにある芸術センターで借りてるのは、これ。
市川染五郎と歌舞伎に行こう! (旬報社まんぼうシリーズ)市川染五郎と歌舞伎に行こう! (旬報社まんぼうシリーズ)
(2000/01)
市川 染五郎

商品詳細を見る

染五郎さんと歌舞伎についての話も興味深いけど、何よりも歌舞伎の基礎知識を文章だけでなくイラストつきで解説してあるのがうれしい!歌舞伎座行ってみたいなー。
有名な演目の話もいくつか載っていて、読み応えのある1冊だと思います。



あと、shin-biには芸術センターよりも、もっと個人的発信のアート系のフライヤーがたくさんあります!

一番気になったのは、去年の冬にshin-biに展示してあったフェルトのタワーをつくった、毛マニアさんのうわのそら展
1928ビルの1階にて、4月15日(火)~4月20日(日)まで。

乙女の気分でうきうきわくわくを探しに行きたいと思います。
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::なんにもない
たとえば今度会う約束をしよう。

映画を見るのか買い物するのかご飯にいくのか。
なんだっていいよ。
君となら。


そんな台詞言わないでほしい。


すごくおしゃべりな君は私を笑わせてくれるね。
聞いてるだけで楽しくて、私は自分のことはあんまり言わない。
けど、わかってくれてるよね。


君が今までどんな経験をしてきたか、その人柄から伝わってくるよ。
どういう風になかよくしたいのかも。

だけど、だから、全部は合わせられない。
私にだってプライドはあるのよ。
わかってくれるでしょ。


目に見えないものを確認する方法は1つじゃない。
そんなふうに近寄らないでよ。
媚びるように話さないでよ。
そんな君は嫌いだから。

気づいてよ。

なんにもない、があるってこと。


それがいちばん大切なことだと思うから。
居心地のいいってことは、なんにもないができるってことだから。




だから君には、ナンニモナイを、あげるね。


おくりものはナンニモナイおくりものはナンニモナイ
(2005/10)
パトリック マクドネル

商品詳細を見る


めっっっっっちゃくちゃ絵が可愛くて、まさしく私が最近思ってることやったので、立ち読みして即買いしました。言葉のリズムもよし。

っきゅーん!としますよ、この絵本。
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::面白きことは良きことかな!
森見登美彦の『有頂天家族』をやっと読みました。

出てくる狸たちがめちゃくちゃかわいい!
人間よりも人間らしい、まごうことなき家族愛!でした!
「ふはふは」という形容はぴったしですな~。モリミーの擬音語センスにキュンキュンします。
でもなぜか読みながら頭に思い浮かぶのはあらいぐまラスカルの顔。


ちょうど習ったばっかりの四時熟語や故事成語が出てくるのも楽しかった。
というか四字熟語と故事成語ってすごい!おもしろい!

今までは難しい言い回しや感じは、モリミーの独特な文体のリズミカルさで読み飛ばしてたと思うんやけど。
調べなくとも意味がわかるようになった今、モリミーの本当のおもしろさがわかったような気がします。

それにテキストや辞書の意味の説明だけで覚えるよりおもしろくて飲み込みやすいし。
捲土重来とか忸怩とか、もうバッチリです。


そんで、相変わらず登場キャラも8割方キュート。あとの2割はしっかり悪役。
土台はベタやからこそファンタジーチックなありえなさを受け入れられるんやと思います。
先斗町を駆け抜ける叡電が素敵すぎ!


モリミーは普段本を読まない友達にオススメしたい作家やなーと常々思ってるのですが、普段読書しいひん人はこの分厚さに敬遠するかもしれない。読み始めたらすらすらいけてしまうと思うんやけどなあ。

とか思いながら夜は短しを読み返す日々です。やっぱりオモチロイ!!
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